京都代協では数年開催していなかった社会見学を開催しました。
今回は一般では簡単に見学できない加古川刑務所にお伺いしてきました。
向こうの案内の都合で40名程と限定させていただきましたが、総勢41名の参加となりました。
遠いところ北部支部からも5名の方がご参加いただきありがとうございました。
見学内容は、最初、プロジェクターを使って施設の内容や、受刑者の犯罪比率など
約30分間の講義を受けました。その後、約1時間、施設内を見学させていただきました。
受刑者の寝泊りする部屋や実際に作業されている工場内など、女子棟以外はほとんどの場所を見学させていただきました。
犯罪受刑者は各部屋に鍵がされていますが、交通受刑者は部屋に鍵はなく、宿泊棟の中は比較的自由に行動することができます。
施設内には自動車学校のような練習所があったり、とにかく館内は広く、面積は甲子園球場の5.6倍ほどあるそうです。
しかし、受刑者は作業中の私語は禁止され、同じ服装で、随所に2重の扉が設置され、見学の間も常に4〜5人の職員がついて
人数の確認などをされておられ、我々も私語する方もなく緊張感の中で見学いたしました。
最後に講義室に戻り、30分ほど質疑応答の時間をいただき詳しく教えていただきました。
見学して改めて感じたのは、やはり刑務所は一般社会から隔離された場所であり、不幸にして受刑されている方々が、一刻も早く
社会復帰されることを祈ります。
そして、我々は日々当たり前に生活しているが、いつ何時受刑者になるかわかりません。
我々も保険の仕事を通じて、今後とも交通事故のない社会をめざし、お客様に無事故を啓発していかなければならないのではないでしょうか。
今回、加古川刑務所の職員の皆様には、大変お世話になりありがとうございました。
京都代協 事業企画委員会